2023年8月31日
旭化成ゾールメディカル株式会社
旭化成ゾールメディカルは、熊野新聞社発行のタブロイド版「防災特集 2023」の掲載記事への協力をいたしました。
「防災特集」は、毎年9月1日の防災の日にあたって制作発行され、三重県熊野市~和歌山県串本町エリアを中心に配布されている別刷りタブロイド版です。
2023年度版は、『親子で考える防災』をテーマに、平時にこそ考える「災害時のための備え」について紹介する内容となっています。
「防災特集 2023」(表紙)
©熊野新聞社
【防災特集2023の概要】
・各市町村の防災への取り組み
・応急手当て、AEDの使用法
・子どもの防災
・中学生が被災地でボランティア
・緊急時の備えをチェックしよう
・災害時にも口腔ケアを
など
「防災特集 2023」(応急手当て、AEDの使用法)
©熊野新聞社
旭化成ゾールメディカルは、「応急手当て、AEDの使用法」に協力させていただきました。
目の前で誰かが心停止で倒れた場合の一次救命処置の手順とAED(自動体外式除細動器)の使い方がイラストを交えてわかりやすく紹介されています。
また、知っているようで実はよく知らないAEDの役割や機能についても、簡潔に説明しています。
一般市民、地域社会の防災意識の向上と具体的な備えを推進する熊野新聞社の「防災特集」に共感し、弊社は同紙への協力を2015年から開始し、今年で9年目を数えました。
日本では、年間7万人以上が心臓突然死で尊い命を失っています。119番通報をしてから救急車が到着するまで全国平均9.4分*。救急隊の到着を待っているだけでは傷病者の命を救うことはできません。
命を救えるのは、その場にいた人による迅速な一次救命処置(AEDの使用と胸骨圧迫の実施)です。
近年、感染症の流行や気象災害などで救急車の出動要請が急増し、救急車の到着・病院搬送までの時間が通常以上にかかる事態も報告されており、一般市民による一次救命処置の重要性が益々高まっています。
旭化成ゾールメディカルは、「ひとりでも多くの目の前の命を救う」をミッションとし、AED Plusをはじめとする製品群と胸骨圧迫の技術の普及を通じて、誰もが一次救命処置ができる社会を目指しています。
*総務省・消防庁「令和4年版 救急救助の現況」