旭化成ゾールメディカルは、旭化成株式会社とともに、10月27日に開催された「金沢マラソン2019」に協賛いたしました。
金沢マラソンは、金沢の魅力が詰まったコース設定やボランティアの方々による"おもてなし"などが特徴的な市民参加型のフルマラソン大会です。2016年以来、旭化成はゴールドスポンサーとして特別協賛し、旭化成ゾールメディカルは走行コースに設置するAED(自動体外式除細動器)を提供しています。

大会前の10月25日(金)、26日(土)には、「金沢駅もてなしドーム地下イベント広場」においてAEDの体験ブースを出展し、昨年度を大きく上回る438名の方に「AED体験会」へご参加いただきました。

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 ブースでは、AEDのデモ機とマネキン人形を用いAEDの基本操作を体験しながら、適切な速さ・深さで胸骨圧迫(心臓マッサージ/CPR)が行えているかを計測する「AED体験」と、一次救命現場のリアリティーを追求した北陸地区初公開の「胸骨圧迫VR(バーチャルリアリティー)体験」をご用意しました。本プログラムでは、仮想空間において身の回りで突然心肺停止に陥った傷病者の救助を疑似体験し、緊迫した救命現場とそこで行うべき救命の流れを理解することができます。

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AEDを使った胸骨圧迫体験後は、計測した胸骨圧迫のデータをモニターでご覧いただきながら、スタッフが胸骨圧迫の有効率、深さと速さの平均値の説明を行い、フィードバックシートをお渡ししました。体験者のみなさんはスタッフの説明に真剣に耳を傾け、適切な胸骨圧迫の重要性に関心を持っていただくことができました。

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また、2019年旭化成グループキャンペーンモデルの谷口桃香さんもブースを訪れ、AEDを使った胸骨圧迫体験に挑戦しました。弊社スタッフによるデモンストレーションと説明を受け早速胸骨圧迫を開始。圧迫の深さが足りず、「もっと強く押してください」とのAEDからの音声ガイダンスに促され、圧迫を強めた結果、「胸骨圧迫は有効です」というAEDの音声を聞きほっと一息。「思ったより力が要りますね」と、胸骨圧迫体験の感想を聞かせてくれました。

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 マラソン大会当日は、ランナーのみなさんの不測の事態に備え、弊社社員から事前研修を受けたボランティアによるAED隊がZOLL AED Plusを携行し走行コースに配置されました。昨年の大会で、走行中に倒れた海外からのランナーがAEDの使用によって貴重な命が救われたことも受け、今年はAEDの配置数をさらに増やし、より安全な大会運営に貢献することができました。

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 旭化成ゾールメディカルは、「ひとりでも多くの目の前の命を救う」ことをミッションとし、ZOLL AED Plusをはじめとする製品群と胸骨圧迫の技術の普及を通じて、誰もが一次救命処置ができる社会を目指しています。